まずは下手な花火の写真。
いつものようにだらだら書いていたら、長くなってので、写真だけさらっと見て、読み逃げするのがいいですな。
いつも通り、イマイチの写真なのだ。
上の2枚だけが、ポートタワーが点灯している。









ここから先は花火に出かけた時の、いつものようなだらだらとした内容を綴っているので、
読み飛ばした方がよいかな~
ぽつりぽつりと雨が降る8/2(土)の昼下がり。
「本日の神戸花火大会はあるのだろうか」
と気にしつつ、昼寝をした。
15:00に開始か中止の連絡が電話で聞けるとのことだったので、電話をしてみると
「ただいま大変込み合っており、しばらくしてから電話を掛けておくれやす」
と無機質なアナウンスが流れていた。
「どないすんねん、開始か中止かハッキリしてくれ~」
と公式サイトを見ても何も書いていない・・・・・・が、画面下の方をみると
つぶやきサイトのtwitterにどうやら開始の予定と書かれてあった。
ならば出陣するかのぅといそいそとカメラと三脚を持って、愛用の原チャリにまたがり
いざ鎌倉、もとい、いざ神戸へ出発した。
どうでもいいが、我が家は大阪府高槻市なのだ。今回撮影場所と決めているのは兵庫県神戸市の山の上、摩耶山の菊星台。大体2時間30分位掛かるかな~
小雨がある中、ひたすら原チャリで走ると1時間30分。途中のコンビニで休憩をして、手もしっかり洗った。雨の中、素手だったので、原チャリのハンドルグリップが滑るし、手はふやけたようで気持ち悪かった。
段々と視界が悪くなるなぁ~と思っていたら、しっかり霧が出てきた。
これはマズイ、非常にマズイのだ。
霧の中で花火が上がるのと、ぼわ~と白い中に花火らしき物が浮かびだけだ。
幻想的といえば聞こえがいいが、その写真はアカンだろと思いつつ、ひたすら山の中を走る。日も暮れ、気温も下がってきた。
表六甲ドライブウェイの途中にある鉢巻展望台に寄ってみると、マイカーで花火鑑賞をしようとしている人が大勢いたが、雨の中なので、だれも出ていない。
この展望帯から見えるものは白い世界のみ。
う~ん、これでは菊星台に行っても無駄だろうなぁ~と思いつつ、せっかくなので行くことにした。
表六甲ドライブウェイを登り切り、左に曲がる。道なりを走り、六甲山牧場が見えたら、また左に曲がる。確か途中に自動二輪・原チャリ通行禁止と書いていたような気がする。
(実は知っていた)
ひたすら走っていくと、天上寺の駐車場があった。係りの人が訝しげに見ていたが、そのまま通過をした。
しばらくしたら、やはりであった。ばっちり通行止めになっていた。
(これも知っていた)
車は入れないが、原チャリだと通り抜けることは出来る。
しかし、この山の中では霧で何も見えないのは必至。
もしかしたら霧が晴れるかもと考えたが、確実に見えるところに行こうと思い、再度山ドライブウェイにあるビーナスブリッジまで行くことにした。
その前に、随分冷えたので、雨具の下に長そでシャツを着こみ、手袋をして出かけた。
車では若いときに何度も走ったことがある道なので、よく知っている道だが、ここまで原チャリで走ったことは無い。ともかく、やや腰が痛い、尻も痛いと感じつつ、ビーンと暗い山道をずんずん走っていた。そういえば、随分昔に先輩たちと走っていて、ガケの下に落ちていたフェアレディZ(31型)があったなぁ~など思い出しながら、やっとこさ再度山ドライブウェイの入り口に着いた。時はすでに19:00前。
ここの入り口看板にも「自動二輪・原チャリは17:30以降南方向行き通行禁止」とデカい看板があった。
どうしようと3秒ほど考えてから、走って行った。
途中で止められたら、素直にすいませんと謝り、戻ればいいやと考えていた。
でも、花火大会の会場では警備が忙しいので、きっとこんなところまで「おかみ」は来ないだろうと高をくくっていたのである。
まだまだ原チャリは走るのである。先日ma_kunさんが訪れた大龍寺も通り過ぎ、修法ケ原を超えて、下り坂をずんずん走って行くとようやく、あちらこちらで車が停まっているのが見えた。
もちろんどこに停めたらいいのかは分かっているので、もう少しだけ走っていった。
ヴィーナスブリッジという有名なポイントがあるのだが、そこに行くとさすがに車が多すぎて原チャリといえども停めるのに困るだろう。しかも、これまで警察車両を一台も見かけなかったので、あまり下り過ぎるもよくないと考えたあげく、通称ギャラリーコーナー
という場所の一角に作業用車両が入れる場所があったので、そこの鎖をまたいでうまく停めることができた、いや隠したというべきだろう。
もうすぐ花火が上がるというので、いそいそと市章山に登るが、当然のごとく既に大勢の人が待っていた。大勢といっても50人くらいだが、場所が狭いのだ。周りに邪魔にならないように声を掛けて、三脚を立てて撮り始めてしばらくしたら、さきほど原チャリを停めた場所の鎖を外す音がよく響いた。
「これはイカンかな!?」
一応原チャリは、邪魔にならないように端のほうに寄せていた。
ちょうどそのとき、警察車両が巡回しており、路上駐車は移動するように何度もマイクで呼びかけていたのだ。
今降りたら、またこの場所で撮るのは厳しいと思いつつ、やはり気になるので、降りて様子を見に行った。
現地チャリを停めてあった場所には警察車両ではなく、市章山の電気を消灯するためにきた作業員の車というのが分かった。この日はサッカーの試合があり、その終了が21;00までなので、それまではいるそうだ。
本来、この位置には停めるのはよくないが、花火が終わるのは20:30なので、まぁいいですと了承して頂いた。
さて、ここからどこで花火を撮ればいいかというと、これまた困った。
ヴィーナスブリッジまでとことこ歩いていっても、人が多く取れないだろう。作業員の方に聞いてみたら、すぐ先に錨山(いかりやま)からも見えるとのことなので、ライトを照らして歩いていった。ここも30人ほどいるが、さっきの場所より少しはましである。
ただ、よいポイントはないが、この際贅沢はいえないので、三脚立てて撮ったのだ。
最初はポートタワーのライトが点灯していたが、15分くらいしたら消灯した。
まぁなんやかんやと慌しく撮った花火大会でした。
花火が終わって、スバヤク撤収して、さっきの作業員の方に丁重にお礼をして、山を下り、2時間掛けて我が家に戻ったのである。いや~疲れたのぅ。